英検3級の二次試験でよく出るフレーズと面接基本の流れ

今回は英検の２次試験である
“面接”について
基本的な流れと想定されるやりとりを
解説していきます。

どんな内容なの？

・問題カードを使用した質疑応答
・カードに書かれているのは
文章とそれに関するイラスト

流れは
問題カードに書かれた文章について
黙読20秒→音読→質疑応答
となっています。

①入室

まずは入室から着席までです。
・挨拶
・自分の面接カードを渡す
・着席
という流れになります。

★…受験者
★…面接官

・May I have your card
＝カードを渡していただけますか？

・Please have a seat
=おかけ下さい。

May I ~は
～してもよろしいですか？という表現。
May I have your cardで
「カードを渡していただけますか？」
となります。

②氏名/受験票の確認

着席したら
・氏名の確認
・受験級の確認
・簡単な挨拶
という流れになります。

★…受験者
★…面接官

・May I have your name , please?
＝お名前は？

・This is the Grade 3 test. Ok?
＝3級のテストを受験ですね？

Gradeはここでは”級”という意味。
Grade 3で「3級」となります。

その日の気分については
コチラの記事も合わせてご覧ください。

③問題カードの黙読

続いては
・問題カードをもらう
・20秒間問題を黙読する
という流れです。


★…受験者
★…面接官

・ Here’s your card.
＝これがあなたの問題カードです。

・First, please read the passage silently
for twenty seconds.
＝まず20秒間、文を黙読してください。

silently=黙って
という意味なので
ここで声に出して読んでしまわないようにしましょう。

④問題カードの音読

黙読が終わったら
・文章を声に出して読む
という流れになります。

時間制限はないので
しっかり読んでいきましょう。

★…受験者
★…面接官

・please read the passage aloud.
＝声に出して文章を読んでください。

aloud=声を出して
という意味の英単語です。
文章はタイトルから読み始めます。

⑤質疑応答

音読を終えたら質疑応答です。
・文章について
・イラストについて
・受験者自身について
全部で5問用意されています。

★…受験者
★…面接官

・I’m going to ask you five questions.
＝では質問を5つします。
・please turn the card over.
＝カードをひっくり返してください。

途中で
カードを裏返す指示があります。
turn over=ひっくり返す
という意味の熟語です。

⑥問題カードの返却と退室

質疑応答のあとは
・カードを返却
・退室
となります。

最後まで気を抜かず
丁寧に対応していきましょう。

★…受験者
★…面接官

・That’s all .
May I have the card back, please?
＝これで終わりです。カードを返してもらえますか？

・You may go now.
＝もう行って大丈夫ですよ。

終了後は速やかに退室しましょう。

面接のポイントは？

・テーマを把握する
・疑問詞を聞き逃さない
・面接官の目を見て話す

まず、黙読/音読の時間で
文章とイラストが
何について書かれたものなのか
をしっかり把握しましょう。

文中の名詞や
because(なぜならば)、
so(だから)などに
気を付けながら読むと
内容のポイントも把握しやすく
なります。

質疑応答の際は
Why～
What～
How many ～
といった疑問詞を
聞き逃さないことが大切です。

最後に、
話すときは
きちんと相手の目を見ましょう。

特に
挨拶や氏名、自分への質問の際は
カードを見ながら答えない
ようにしましょう。