SpeakL(スピークエル)とは
スピークエルはAIを相手に英会話の練習ができるサービスです。
会話の生成にOpenAIのChatGPTを採用しており、最先端テクノロジーを使ったより効率的な英会話学習が期待できます。
AI英会話の大きなメリットは、怖い講師、緊張、間違える恐怖、がないことですよね。心配事は一切なしで思いっきり英語を声に出して練習することができますよ。
◎スピークエルのポイント
✓US/UK/AUSの3つのアクセントに対応
✓ビジネスや経済の話題もok
✓easy/slowモード対応で初心者も安心
✓Writingでのやりとりも可能
話題やアクセント、使う英語のレベルや話す速さ等さまざまな設定が可能なので個人の好みに合わせてAIとの会話を楽しむことができます。
AIの発言は何回再生してもターンが消費されないので、アクセントを変えて再生すれば違いを聞き比べることもできますよ♪
また、会話は文字による返答もokなのでライティングの練習をしたい人にもおすすめです。
このようにとにかく基礎から始めたい初心者はもちろん、専門用語を学びたい上級者、ライティング学習など幅広い英語学習者に対応したサービスとなっています。
・料金プラン
価格はなんと月額650円から。
これまでのAI英会話サービスと比べてもかなりリーズナブルで、継続もしやすい料金設定だと思います。
「AIからの質問+自分が返事を送信」で”1往復”となります。自分が返事を送信しないかぎりは1ターン分進みませんが、グラマーチェックなどは自分の回答送信後に見ることができます。
私は1回のやりとりごとにミスの指摘をしっかり読んだり、覚えてない単語の確認をしたので一番安いプランの600ターンでもかなりたっぷり学べたと感じました。
トライアルの5ターンを試すだけでも結構いろいろ学べますし、購入で迷ったらとりあえず600ターンでいいと思います。
・注意点:アプリは別契約
購入の際の注意点がひとつ。
アプリ版とWeb版では契約が別となってしまうようです。
Web版で契約してアカウントを持っていても、アプリでそのアカウントを使って利用はできないようです。
そのためアプリを使って利用するか、Webサイトで利用するかを事前に決めてから購入しましょう。
メリット
・会話の”自然さ”も指摘/修正
・AIのアイデンティティを設定できる
・会話の”自然さ”も指摘/修正
これまでのAI英会話サービスは、”文法的に正しいか間違いか“という観点から採点をするのが限界でした。
しかしスピークエルでは文脈から“自然な答え方だったか”も判定します。
さらに自分の答え方が微妙だった場合は、より自然になる言い方を提案してくれるのです。
同じような言葉が重複したり答えが長ったらしくなってしまったときに、すっきり1,2文で言える文に修正してくれることもありました。
もちろんこの自然さ判定も精度100%とはいきませんが明らかに良い文を提案してくれることも多かったので、これまでのAI英会話とは一線を画すサービスだなと感じました。
・AIのアイデンティティを設定可
スピークエルのアバターは80以上(しかも全員美女&美男)。加えて個々に仕事や出身などを設定することができます。
◎アバターの設定
・80以上の外見
・29の出身国
・145の職業
・6つの性格(明るい、知的など)
→組み合わせは4000通り以上!
そのため自分が興味のある国や職業でアバターを設定すれば、それに関する質問や話題を振ってくれます。
このように個人の学びたいトピックに合わせてAIの個性を変えられる点は、これまでのAI英会話サービスとは一味違うものとなっています。
個人的に元気な感じの男性と話すのが苦手なのでたまにその設定のアバターとお話したりしています…効果があるかはわかりませんが…
筆者が感じた効果やメリット
・間違いをうやむやにせずその場で確認できる
・リアルな使い方とセットで単語を学べる
実際に利用してみてスピークエルはグラマーの正確さを鍛えたり、ボキャブラリーを増やすのに効果があるツールではないかと感じました。
・間違いをその場で確認できる
自分が返事を送信した後には毎回間違いチェックやアドバイスが入ります。
(私の場合)通常の英会話では、とにかく話を進める事が優先になってるので何か間違えたことを言っても先生がいちいち止めて修正するということはあまりありません。
ある程度話せるようになってくると、間違えてても言いたいことは相手に伝わっているのでどうしても会話がどんどん進んでしまうんですよね。
それはそれで良い練習になるのですが、自分が何を間違えていたか知らないままレッスンが終了してしまうことが多いです。
その点スピークエルでは自分の1回の発言ごとに立ち止まって、何が間違えていたかをしっかり確認することができます。
なんとなくいつも間違えてる気がしてたけどスルーしていた文法やフレーズもその場で指摘されることで、「あ、これって正しくはこうなんだ。」とはっきり意識できるようになりました。
しかも相手がAIなので確認にいくら時間をかけても迷惑になることはありません。人間相手だと考えたり確認で沈黙する時間って気を使いますよね。
・リアルな使い方とセットで単語を学べる
ボキャブラリーを増やしたいと思ったら、新しい単語を学べるような教材をやったりしますよね。
教材に単語の意味とセットで例文も書いてあることは多いですが、どういう会話の前後があったかは書かれていないことが多いです。
スピークエルなら「①自分が話す→②AIが答える→③AIのセリフの中に知らない単語があれば意味を即確認」、という流れになっているのでほぼリアルな会話の流れの中で新しい単語と使われ方を知ることができます。
“意味は知ってるけどよく使い方がわからない”という単語も、自分が参加してる会話の中で出てくれば「あ!こうやって使うんだ」ってなって覚えやすいですよね。
このようにどんどんボキャブラリーを増やしつつ、実際の会話の使われ方を同時に学ぶことができる点はとても良いメリットだと感じました。
デメリット
・かなりゆっくり喋らないといけない
・あまりスムーズに会話できない
・かなりゆっくり喋らないといけない
採点面での機能が充実している一方で、発言を聞き取る機能は少し精度が低く感じました。
言ったはずの単語が欠落していたり、全然違う単語になっていたり。かなりゆっくり言わないと正確にキャッチしてもらえないです。(自分の発音の問題もあるかもしれませんが)
聞き取りが上手くいかなくて修正する際もデリート/クリアボタンの反応が鈍かったり、タイピングで直したときにエラーが出たりなどすることが多かったです。
・あまりスムーズに会話できない
次に、リアルな会話のようにスムーズなやりとりを練習するには向いていないと感じました。
いちいちグラマーチェックが入るので次に行く前に自分のミスなどを確認する作業が入ります。
これを無視して次にどんどん行くことも可能ですが、先ほど書いた通り聞き取りの精度低めなので修正とかもいちいちしないといけません。
その結果必要以上にやりとりに時間がかかってしまうので、あまりスムーズに会話できませんでした。
そのためスピークエルを利用の際は、返答の速さを練習するよりもじっくり正確に話すことを練習するつもりでいるのがおすすめです。
口コミや評判は?
まだ新しいサービスなのであまりスピークエルについて評価しているコメントなどは少ないようですが、良い点ではリアル、美男美女、手軽といったコメントが主にみられました。
マイナス面では、リアルだけどやっぱり本物の英会話が一番大事で効果があるという声がみられました。
個人的にはリアル英会話+AI英会話で最強かなと思いますが、人によってそれぞれですね。
使い方
スピークエルで英会話をする手順
①アバターやモードを設定
②AIが話すターン
③自分が答えるターン
④グラマーチェックを確認
◎飽きたら話題を変更
①AIアバターやモードの設定
英会話を始める前に、アバターやモードを設定をしましょう。
好みの外見、職業、性格を選ぶことができます。
初心者の場合はeasy modeやslow modeをオンにするのがおすすめです。
②AIが話すターン
まずはAIが質問や話題を振ってくれます。字幕とセットで話されますが、1回目はなるべく字幕をみずに何て言ったか聞き取ってみるのがおすすめです。
このときAIが発した英語の中にわからない単語があれば”Vocabulary book“を押して単語帳に追加しておきましょう。
SpeakingかWritingのボタンを押した後に出る黄色のスピーカーマークを押すともう一度質問を読み上げてくれます。
・自分が答えるターン
喋って答える場合はSpeakingを、文字を打って答える場合はWritingボタンを押して答えましょう。(スピーキングはゆっくりめに話すのがいいです。)
ここで話に飽きたり、区切りがついたら話題を変えることができます。”話題を変更”というところから好きなトピックを押しましょう。
自分の返事を送信しない限りはいくら話題を変えてもターン数が消費されないのでご安心を。
最後に:毎日5ターン無料で体験できる
いかがでしたか?
今回はAI英会話スピークエルについてでした。
毎日5ターンまでなら無料で会話できるので、最新の英会話学習技術に興味のある方はぜひ試してみてください。
5ターンだけでもしっかりやれば結構時間がかかりますし、新しい学びがあると思います!
以上、NEラボでした!
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