今回は、英語のRとLの発音について解説してきます。
カタカナだとどっちも”ラリルレロ”で表されるので英語を始めたばかりの人は発音分けがよくわからないですよね。
実は口の形や舌の位置は全く異なるのでポイントさえ押さえれば誰でもすぐに正しい発音ができるようになります。
RとLのはどんな音?聞き比べてみよう
まずは単体で各発音を聞き比べてみましょう。
≪Rの発音≫
≪Lの発音≫
こうやって聞き比べると全く違う音だと感じられると思います。
発音の仕方
それぞれの発音の手順をまとめています。
しっかりと声に出して練習すると定着しやすくなります。
・Rの発音の仕方
❶舌全体を喉の奥へスライドさせる ※舌先を軽く上に向けると奥にグンッと入ります ❷この時、舌が口の中のどこにも触れないように ❸その状態で「ルー」と言う
舌が口の中のどこにも触れない「ラリルレロ」と思うとやりやすいかもしれません。
Rはそもそも日本語の発音にはない音です。
日本人はRに苦手意識を持ちがちですが、それは発音の仕方を知らないだけ。きちんと舌や口の形を理解すればすぐにできるようになりますので頑張って練習してみてください。
・Lの発音の仕方
❶舌先を上前歯にあてる ❷その状態で「ルー」と言う
日本語の「ラリルレロ」と同じ音にならないようにLは特に注意しましょう。Lは舌先が口内に触れますがRは触れない点でも全く異なりますね。
R、L、日本語ラ行の違いは舌先の位置!
R、L、日本語ラ行は“舌先の位置”の違いを理解すると発音分けがしやすくなります。
<各発音の舌先の位置>
☑ R⇒どこにも触れない
☑ L⇒上前歯
☑ 日本語ラ行⇒上あごの真ん中あたり
これを覚えておくだけでもややこしさがクリアになり、かなり発音が改善されと思います。
似ている単語
RとLが1文字違うだけで大きく意味が変わる単語はたくさんあります。
慣れてきたら以下の単語で発音分けの練習をしてみましょう。
①grassとglass
grass:草
glass:ガラス/グラス
②rightとlight
right: 右/ 正しい
light: 光
③wrongとlong
wrong: 間違い
long: 長い
④prayとplay
pray:祈る
play:遊ぶ
⑤arriveとalive
arrive: 到着する
alive: 生きている
いかがでしたか?
このような音が似ている単語については以下の記事でも音声付きでまとめていますのでぜひチェックしてみてください!
以上、NEラボでした!
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