今回は”発音が似ている単語”についてまとめてみました。
例文も載せていますので、発音が気になる方はぜひ意識して練習してみてください。
・effectとaffect
effect/効果、影響(ɪfékt)
affect/作用する、影響する(əfékt)
Side effects affect our health.
(副作用は私たちの健康に影響を及ぼす。)
・effect→曖昧な「エ」で”エフェクト” 又は”イフェクト”
・affect→曖昧な「ア」で”アフェクト”
“どちらも同じ発音”という人もいますが基本的には上記の発音の仕方で大丈夫です。
◎曖昧な音を理解すると発音力アップ!
・accept とexpectとexcept
accept/受け入れる(æksépt)
expect/予期する(ekspékt)
except/~を除いて(eksépt)
As expected ,
Our children were accepted at Harvard except the second son.
(思っていた通り、次男を除いて子供たちはハーバードに入学した。)
◎発音記号も要チェック!
・priceとprize
Price/値段(prάɪs).
Prize/ 賞(prάɪz)
Her picture won the first prize in a national contest,
so it will be dealt at a high price.
(彼女の絵は国際コンテストで1位を獲得したので高額で取引されるだろう)
・price→sは無声音なので息の音で「ス」
・praize→zは有声音なので「ズ」と発音
◎zの発音のコツについて
・sheとseeとsea
she/彼女は( ʃíː)
see/見る(síː)
sea/海(síː)
She likes to see the sea.
(彼女は海を見るのが好きだ)
she→”シー-“
see/sea→”スィー”
◎ 早口言葉にチャレンジしてみよう!
・looseとlose
loose/ゆるんだ(lúːs)
lose/なくす、迷う(lúːz)
Did you lose your favorite loose pants?
(お気に入りのルーズパンツ失くしちゃったの?)
・loose→ルース
・lose→ルーズ
ワンポイントで、英語のlooseは”時間にルーズ”のように「だらしない」という意味では使われません。
・raceとraise
race/競争、レース(réɪs)
raise/上げる(réɪz)
Please raise your hand if you are entering the next race.
(次のレースに出る人は手を挙げてください)
・race→レイス
・raise→レイズ
どちらも「レー」よりは「レイ」のほうが発音が◎。
・collectとcorrect
collect/集める(kəlékt)
correct/正しい(kərékt)
collect only the correct answers.
(正しい答えだけを集めてください)
LとRの違いです。
・correct→rのとき舌先をどこにもつけない
・collect→lのとき舌先を上前歯裏につける
◎LとRを舌の位置から学ぼう
・fearとfare
fear/恐怖、心配(fíɚ)
fare/運賃、料金(féɚ)
ちなみに
fair/公平な(féɚ)はfareと同じ発音。
I fear we don’t have enough for the fare.
(もしかしたらタクシーの運賃が足りないかも…)
どちらも名詞なのでスペルミスに注意!
◎areがつく単語の発音まとめ
・woodとwould
wood/木 (wˈʊd)
would/~であろう(wˈʊd)、 弱形は (wəd)
Would you carry the wood for me?
(木を運んでもらえますか?)
単語だけで発音する場合はwoodもwouldも同じ音ですが、文章では”would”が弱形で発音されることが多いので発音が異なるとしてます。
“Would”は発音が強形と弱形の2種類あります。気になる方は以下の記事をチェックしてみてください。
◎ 弱形と強形って?
・ballとbowl
ball/ボール、球 (bˈɔːl)
/(お皿の)ボウル (bóʊl)
How many balls are in this bowl ?
(このお皿にはいくつボールが入っているかな?)
・ball→あくびの口で音が下がる「アー」
・bowl→「オウ」
◎aは発音が7つある!
・fatherとfurther
father/お父さん(fάːðɚ)
further/さらに遠く(fˈɚːðɚ)
My father set out for a further location.
(父はさらに遠くを目指して出発した。)
・father→「ア」で少し音があがる意識で”ファー”
・further→フからRの舌の位置に移動させる
◎似ている単語まとめ
・tongとtongue
tong/トング(tάŋ)
tongue/舌 (tˈʌŋ)
Please cook this cow tongue with this tong.
(タンはこの専用トングで焼いてください。)
・tong→少しだけ「ト」を伸ばす意識で”トォング”
・tongue→短く”タング”
・wormとwarm
worm/ミミズなどの虫(wˈɚːm)
warm/暖かい(wˈɔɚm)
Worms come out of the hole on a warm day.
(暖かい日に虫たちが穴から出てきます)
・worm →wからR
・warm→wからオ+R
wのあとにすぐRの音にいくのか、オを経由してRの音にいくのかを意識すると発音分けしやすいです。
スペルにつられて
worm=ウォーム
warm=ゥワーム
とならないようにしたいですね。
◎ wあると発音が変わる? /
・man&menとwoman&women
man/男(mˈæn)
men/manの複数形(mén)
woman/女(wˈʊmən)
The man was caught by other men.
The woman was caught by other women.
(その男性/女性は他の男性/女性たちに捕らえられた)
・man→aは”ェァ”のような少し平たい音で「メァン」
・men→eは”エ”で発音「メン」
・woman→aははっきり言わない”曖昧なエ”で「ウォメン」
・women→eは”ィ”で発音して「ウィミン」
◎こっちも似てる! /
・hurtとheart
hurt/傷つける(hˈɚːt)
heart/心(hάɚt)
She was hurt deeply in her heart.
(彼女の心は深く傷ついた。)
・hurt→hからすぐRの発音
・heart→hからア+Rの発音
hのあとに“ア”を経由するかどうかが発音分けのポイントです。
◎heardやhardについても解説
・slowとthrow
slow/ゆっくりとした(slóʊ)
throw/投げる(θróʊ)
Throw more slowly.
(もう少しゆっくり投げて)
・slow→sは息だけでふつうに「ス」
・throw→thは上前歯から舌を引きながら息だけで「ス」
LとRの違いに加えて
sとthの発音の発音分けを意識しましょう。
◎thは2つの音を持つ!
発音が同じ単語一覧
以下は、スペルが違くて発音が同じ同音異義語(=homophones)の一覧です。
よく使われそうなものをピックアップしました♪
発音記号 | 音声 | |
---|---|---|
・two/数字の2 ・too/とても~すぎる | túː |
|
・here/ここ ・hear/聞く | híɚ |
|
・it’s /それは(it isの短縮形) ・itsそれの | ɪts |
|
・ant/アリ ・aunt/叔母 | ˈænt | |
・Bear/ 保つ、抱く(動詞) クマ(名詞) ・Bare/裸の、むき出しの | béɚ |
|
・male/男性、男性の ・mail/メール | méɪl |
|
・break/壊す ・brake/ブレーキ | bréɪk |
|
・coarse/粗い ・course/進路、コース | kˈɔɚs |
|
・I /私 ・eye/ 目 | άɪ |
|
・ate /食べた ・eight/数字の8 | éɪt |
|
・sell/売る ・cell/細胞 | sél |
|
・Dear/親愛なる ・deer/シカ | díɚ |
|
・Whole/ 全体の ・hole/穴 | hóʊl |
|
・meet/会う ・meat/肉 | míːt |
|
・wear/身につける ・where/どこに | wéɚ |
|
・close/閉じる ・clothes/衣服 | klóʊz “近いは”クロースklˈəʊs |
|
・Their/彼らの ・There/そこ ・They’re/彼らは | ðéɚ |
|
・pair/ペア ・pear/洋ナシ | péɚ |
|
・one/数字の1 ・won/買った、winの過去形 | wˈʌn |
|
・board/板、ボード ・bored/退屈な | bˈɔɚd ※発音記号が異なる場合がありますが同じ発音です |
|
・flower/花 ・flour/小麦粉 | flάʊɚ |
|
発音矯正するなら
・フォニックスを学ぶ
・発音教材がある英会話スクールで学ぶ
・フォニックスを学ぶ
発音矯正したい人にまずおすすめなのが、フォニックスを学ぶことです。
フォニックスとはアルファベットの発音を学んでいくもので、ネイティブは子供時代にコチラで英語の発音の基礎を学んでいきます。
詳しくはこちら>>フォニックスとは
ネイティブの子供たちと同じ方法で英語の発音を学べるのですね。
まずはA~Zの口の形から学ぶので、アルファベットから発音を見直すことができます。
当サイトでも音声付きで紹介していますし、本やスクールなどでも学ぶことができるでしょう。気になる方はぜひチェックしてみてください。
→フォニックスAからZの発音
→フォニックス学習におすすめの本
→フォニックスが学べるスクール
・発音教材がある英会話スクールで学ぶ
最近の英会話スクールではかなり充実した教材が用意されています。
発音矯正専門のスクールなどもあるので、一人で発音の練習をするのが不安な方は英会話スクールも検討してみてください。
おすすめスクール3つとざっくり特徴はこんな感じです。
◇コスパ重視→ネイティブキャンプ
◇フォニックスを学びたい→学研のkiminiオンライン英会話
◇講師の英語力重視→レアジョブ英会話
いかがでしたか?
今回は似ている英単語についてでした。
他にも似ている英単語の発音についてはいくつか記事を書いているのでコチラをチェックしてみてください。
以上、NEラボでした。
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